2018.06.11
成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第9回 2018/06/08
本日は梅雨入り直後の晴天で、かなり蒸し暑くなりました。前回の演習以降、各班インタビュー取材を行いました。今日はその整理などでいろいろ忙しくなりそうです。ではいつもどおり各班の報告から。
「見えない人にとっての色」をテーマとする色班は、今週火曜日、研究者の方に、視覚障害者の色の見え方などについて取材しました。そのさい先天盲の方をお一人紹介していただいたので、現在この方と取材日時を調整中。以前メールをお送りした取材先候補からも取材OKというご返事をいただき、こちらへも取材する予定とのこと。「視覚障害者の暮らし」がテーマの暮らし班は、先の日曜日に吉祥寺駅周辺で視覚障害者の方に同行取材を行い、長時間にわたっていろいろなお話を伺うことができました。そのなかで、「暮らし」というテーマからは外れるけれども、面白い話題があったので、構成だけでなくテーマの変更も含めて検討してみたい、ということです。でも、いまからテーマを変えて大丈夫かな…。
すこし不安は残りますが、とりあえずは録音したインタビュー素材をパソコンに取り込んで、各班ごとに聴いてみましょう。どちらの班もきれいに録音できています。色班はこれまでのインタビュー内容を整理して、番組の構成を考えつつ、次のインタビューでの質問も検討します。なかなか大変な作業ですが、楽しそうに話し合っています。暮らし班は予定していたインタビュー取材をすべて完了。今後は多岐にわたるインタビュー内容を全員で聴いて、どんな構成にするか、この話はぜひ含めたい、といったことを議論していきます。
休憩時間には、見城先生からなんと!ふたたび差し入れが。「もぐもぐタイム」でリフレッシュしたあとは、各班ごとの話し合いに戻ります。
ところで現在、2つの班が制作しているのは、録音番組です。このラジオ演習では、これに加えて生放送番組を1本制作します。そこで録音番組を制作中の7名の履修生のなかから、生放送番組の制作班を新たに選出する必要があります。役割分担は、ディレクター、構成、パーソナリティ、ミキサーです。演習も放送日まで残り4回。今日決めておかないと間に合いません。2足のわらじになりますので、はたして志願者は…と思ったら、そこは少数精鋭の7名、すんなりと立候補してくれて、あっという間に決まりました。
さて来週は、金・土と2日連続で演習があります。7月6日(金)に学内運動競技大会があって全学休講となり、その分を補うためです。そして次回からは、録音番組と生放送番組を並行して制作していくことになります。色班は、まだ取材も残っています。放送当日まで気の抜けない日々が続きそうで心配になりますが、学生のみなさんはまだ余裕がある感じです。余裕がないのは私のほうか…。こういうときは、周りで見ているほうがハラハラするものだよ、と自分に言い聞かせつつ…緊迫の次週へ!?(石堂彰彦)