2024.05.27
こんにちは 履修生のH.Kです。第7回目の授業では、企画書の読み合わせ、前回決まった「自然」・「食育」の2つのグループごとに番組のあらすじ、取材先、質問内容を考えたりテーマを再考したりするなどラジオ番組完成に向けて準備を進めました。
今回、私はリスナーを飽きさせないことの重要性をより一層学びました。みなさんに一つ質問です。番組の構成「起承転結」において特に重要なのはどこかご存じですか? 実は、「転」が特に重要です。なぜなら、番組において「転」とは、別の視点の話を途中に取り入れるなど話を転ずる手法だからです。聞いてくださる方に飽きさせないために必要です。
私は、高橋弘樹さんの著作『一秒でつかむ――「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術』という本を読んでいます。その中で特に印象に残ったのが、ストーリーを作るうえで大切な3つのポイントに関しての記述です。3つのポイントとは、「人の心は見えない」「取材者とその受け手には、情報格差がある」「そもそも受け手はそんなもん知ろうとは思っていない」ということです。この本や今回の授業を踏まえ、リスナーが自分自身と同じ情報を共有していないという視点や飽きさせないようになにができるのかなどを意識し、番組作成をしていきたいと強く感じました。
私は「自然」をテーマにした録音番組を作成する班に所属しています。自然班では、番組のあらすじ、取材先、質問内容などを検討しました。今回は、取材先の選定や質問したいことの書き出しやおおまかなあらすじの作成をしました。
しかし、番組の構成において特に重要な「転」の要素はどこにいれるか、番組のテーマである「東京・武蔵野・吉祥寺の100年」の「100年」の要素はどう取り入れるかなど課題が山積みです。過去のナレーション原稿を参考にすることや、取材先のインタビューやさまざまな方のアドバイスなどを通して、進めていきたいです。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。なんと次週は、アナウンサーの方にアナウンスのポイントなどを教わるアナウンサー演習を行います! 私は、めったにない機会なので今からとてもワクワクしています!
(H.K)。