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成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第10・11回 2018/06/15・16

2018.06.18

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成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第10・11回 2018/06/15・16

成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第10・11回 2018/06/15・16

前回お伝えしたとおり、今週は金・土と2日つづけて演習を行ないます。7月13日(金)の放送当日までひと月を切り、しだいにあわただしくなってきました。今後のスケジュールとしては、来週までに、各班13分の録音番組の構成を決定してナレーション原稿を完成させ、放送前最後の演習となる再来週にはスタジオでの収録を終えなければなりません。

15日(金)。暮らし班は、先週のつづきで番組の構成を考える。テーマは取材結果にあわせて変更することに。作業は順調に進んでいるようです。色班は、可能であれば今週行いたいと考えていたインタビュー取材が、先方の都合で来週に。とはいえ録音番組の収録期限もあります。そこで、インタビュー結果をある程度想定しつつ番組構成を考えておく必要があります。来週の取材が終わったら、大急ぎで構成をもとにインタビュー素材を編集し、ナレーション原稿を作成して収録に入ることになります。

本日はアナウンス講習も行ないます。講師をご担当いただくのは、むさしのFMパーソナリティの戸澤愛さんです。よろしくお願いいたします。別室に移動して、ナレーションを担当する学生2人に、1時間みっちり指導していただきました。基本の腹式呼吸から実際のナレーション原稿の読み方まで、ラジオは「声」ですべてを伝えなければなりませんので、気を付ける点がたくさんあります。ちなみに今回ナレーション原稿を読む学生2人は、生放送番組でのインタビュアーもつとめます。

2人が講習を受けているあいだに、他のメンバーはそれぞれの作業を進めていきます。各班には番組進行表のひな型が配布されました。進行表は、ナレーションが何秒、インタビューの音声が何秒と、秒刻みで番組の進行内容を記入するようになっています。番組の完成がいよいよ目前に近づいてきた、という気持ちになりますね。色班は番組の収録期限が迫っているため、残り2件のインタビュー取材のうち1件を、電話取材にきりかえて行うことになりました。これでどうにか間に合いそう……かな。

16日(土)。早速昨日の作業のつづきを始めます。各班とも番組構成を考える作業に入り、ときおり話し合いながら黙々と作業を進めているので、教室がいつになく静まりかえっています。しばらくして、作業の様子をじっとうかがっていた見城先生と久保田ディレクターから、色班にアドバイス。色班のテーマである「目の見えない人にとっての色」の意味を、どのように理解し、それをリスナーにどう伝えるのか。「晴眼者」がふだん無意識のうちに見ている「色」。これを「見えない人」の立場にたって、想像力をフル回転させて考えなければなりませんので、容易なことではありません。また色班は、3名の方のインタビューを番組に含める予定のため、番組構成も複雑です。アドバイスをうけ、色班は1回リセットして構成を再考します。

 

作業がたてこむなか、本日から生放送の打ち合わせもスタート。生放送班は、色班から2名、暮らし班から2名がかけもちで担当します。録音番組と並行して進めるため、あまり時間をかけることはできません。今日は30分間の打ち合わせ。見城先生と久保田ディレクターもくわわって、まず番組のおおまかな骨格を考えます。生放送番組の出演者は、本演習の第3回目にお越しいただいた、成蹊大学理工学部の大倉元宏先生です。一度お話をうかがっているので、番組内容もイメージしやすいと思います。

残り時間で、色班は最後のインタビューに向けて、質問事項にもれがないかチェックします。インタビューがうまくいきますように! 暮らし班は、なんといつのまにか構成も完成し、来週の演習の時間にナレーションの収録をしたいとのこと。しかしそのまえに、見城先生と久保田ディレクターがナレーション原稿をチェックします。はたして無事に収録までたどりつけるかどうか、次週をお楽しみに…。(石堂彰彦)